日刊アズマガ

新たな才能、この世紀に爆誕よ?

あたいの沼は夏なんだヨオオオ

あたいはね、なんつっても夏が好きなの!それはもうビンビンにね!お肉が焦げるくらいの暑さが好きなのヨ?ぷぬぷぬぅ。さあ始まりました!沼ブログ!といってもカイジのぬまぁぁあああじゃないわよ!?あ、た、い、の沼の話なの!へけっ★

なんで夏が好きなんちゃーとにゃあ、とーっても!幻想的じゃない?ね?夏っていうと、青春なのよ、せ、い、しゅ、ん。キャ、恥ずかし!

あたいはね、過去の幻想が蘇ってくるの、夏になると、それはもうバッキバキに、まるでイエスが私に夏になるたびに贈り物をくれているみたいにね

エス、ありがとう...

それはそれはとっても神秘的でイエズス会的でそれでいて包括的なの

緑の芝生、丘を抜ける潮風、誰もいない草原にただ1人、そんな中で見つける白いワンピースの女の子、その子が振り返るのがフラッシュバック、リフレインして私の脳裏に焼きつく、それはもう一生かかっても取れないぐらい強く焼きつくの、油をしかなかった時の目玉焼きくらいね。私はそれでもう全てを投げ出して捨てていいと思うの。風が強く吹く。私の髪もあの子の髪も揺れる。私は動くことができないんだけど、その白い女の子はスッとやってくるの。この空虚な空中都市に咲く一輪の肉片とはこのことね。私は彼女を触りたいんだけど触ることができない。それは彼女から微弱な電波が出ているせいなの。人間禁制の微弱な奴な。私はプログラミングができるから彼女のその電波をプラグインして破壊しようとするんだけど彼女はフルフル弱めに首を振るの。彼女は昔ながらのアルカリ電池で動くロボットだったのね。その首の振り方でわかったわ。私は全てを理解して、また全てを失ったような気持ちになるの。あなたたちにわかるかしらこの拭えない喪失感。

でもね、ロボットと人間にも一緒になれる方法を1つ見つけたの。それはあの空の片隅まで飛び上がること、トビウオのように飛び上がること、それこそが2人で最初で最期の共同作業。

女の子はその意見に完全に同意のようだけど、私はさすがに死にたくなかったわ

だから彼女に別れを告げたの。そっと囁くように彼女の耳にまたねって言ったの

彼女な脳は辞書が入ってるからすぐ理解したわ。

私は後ろに振り返り涙で芝生を濡らしたわ、それは夏に突然起こる夕立のように芝生を濡らし続けたの。

これが私が夏が好きな理由、夏を愛する理由、私の夏が沼な理由。

夏ってほんっとーに沼よね?